1. インフルエンザは初期症状の時点で薬を飲んでもいい?
  2. インフルエンザと風邪の一番の違い
  3. インフルエンザの症状である発熱
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インフルエンザと風邪の一番の違い

「風邪」と日常的に使用していますが、医学的にそのような病気はなく、いろいろな感染症の総称として風邪と呼んでいるのです。
インフルエンザと一般的な風邪を比べてみると、一番大きな違いは感染力にあるといえます。
通常の風邪であれば、さほど感染力が強いわけではなく、まわりに広く感染させるということはありません。

しかしインフルエンザは、感染力がかなり強いのが特徴です。
ウイルスは、人ののどや鼻といった器官の粘膜で急激に増殖し、飛沫感染や接触感染などから短期間に多くの人に感染します。
ニュースなどで大流行の兆しと言われるのはそのためです。

風邪とインフルエンザの症状には、似ている点も多くあります。のどの痛みや鼻水は、どちらにも共通してみられる症状です。
しかし痛みという点に注目すると、両者の違いが分かります。一番注目すべきは、関節痛や筋肉痛といった全身の痛みです。
通常の風邪であれば、のどの痛みや多少の頭痛などが出ることはありますが、全身の関節が痛む、筋肉痛のような症状がみられるといったことはありません。

たとえインフルエンザの特徴ともいえる高熱がなくても、全身の関節痛や筋肉痛といった症状がある場合、インフルエンザを疑ったほうがいいでしょう。
ただちに病院を受診し、症状を説明したうえでインフルエンザの検査をするといいでしょう。

インフルエンザの怖さは、年齢によっても異なります。
一般的な風邪を引いたからと言って、死に至るような重症化をすることはほとんどなく、幼い子供から高齢者まで、年齢によって死亡率が大きく変化することはありません。
しかしインフルエンザは、65歳以上の高齢者になると、急激に死亡率が高まるといった特徴が見られるのです。

高齢者がインフルエンザに感染した場合、もっとも気をつけなければならないのは、肺炎などを併発し、一気に重症化することです。
インフルエンザと風邪は全く違うものですから、特に注意が必要なのです。

季節によっても流行は左右されます。インフルエンザウイルスは、気温の上昇と共に力が弱くなります。
真冬に流行のピークを迎えるのはそのためです。
夏に完全にウイルスが死滅しているわけではありませんが、かなり弱体化している状態ではあるので、流行したり重症化したりすることはあまりありません。
一方風邪は、一年を通じていつでも発症する可能性はあります。夏だからと言って安心せず、うがい手洗いはきちんと行うことが大切です。

症状が比較的ゆっくりと進行していくのが、風邪の特徴でもあります。
一方、インフルエンザの場合は急激に症状が進行します。初期が大事といわれるのは、この進行具合によるものなのです。
高熱が出る前に、全身のだるさや関節痛が出る人も少なくないので、初期の症状は見逃さないようにしましょう。

インフルエンザも風邪も感染予防が大切

ただどちらにも有効なのは、マスクや消毒といったアイテムです。
シーズン本番となると、こういったアイテムは品薄になり、なかには売り切れになることもあります。
以前、変異による新型インフルエンザが発生したときは、パンデミック(広い範囲に及ぶ大流行)となり、店頭からマスクや消毒液が飛ぶように売れていきました。

現在も、突然変異型のインフルエンザの脅威はすぐそこにあると言われています。
人間が進化をしてきたように、ウイルスも日々進化を遂げています。
突然変異するインフルエンザウイルスに慌てないよう日頃から正しい知識と、準備をしておくことが重要とされています。

くれぐれも風邪と同じだと思わずに、重症化することもあるということを忘れずに対処するようにしましょう。
ワクチン接種はもっとも有効な手段でもあります。
それ以外にも、室内の温度と湿度を適度に保ち、バランスの良い食事を心がけ、日頃から体力の向上に努めることがインフルエンザにかかりにくくなるでしょう。

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